ようつべ

maru20042006-06-29


こんな風に隠語として表記してる人もいますが、定期的に著作権に問題のあるものは削除されています。たまたま今日は職場で「たかじんのそこまで言って委員会」を借りたので、そう言えば以前やたらとUPされてたなあ、と検索してみたら一番最近のもの*1以外は消えてました。というか削除後にUPされたのかな?
で、たまたま引っかかったので見てみたら最初不快に感じたのが「TOKYO BREAKFAST」という作品(3年前くらいに流行ったのか?)。私も勘違いしかけたので念のため説明しておくと、そもそもはこの作品、アメリカ人が自国の若者が言葉の意味を考えずに(理解せずに)使っている現状を揶揄とか自嘲するために作ったものらしいです。舞台はキッチン、そこで朝食を取る日本人家庭の会話の語尾がことごとく"N"で始まる差別用語「ニガァ」(←字幕スーパーがこの表記)で、意味を分からずに語尾に付けている。というネタをを知らずに日本人が見たら、明らかに誰かが日本人をレイシスト(差別主義者)だと言いたいがために作ったのだと思ってしまうでしょう。「無自覚にやっている」という内容を自覚を持って描いているというのが重要で、これを視聴した側が理解すれば作品本来の意図が伝わるのですが、これを何にも説明なしで日本以外の海外の人に見せたら、日本人はなんて非常識な国民なんだと思うし、出演者がネイティブ日本人でないことが分かる日本人にも、誤った意図を想起(某国がプロパガンダで作ったとかね)させる危険があります。
ということで、見かけた方は、「そういう意図で作られた作品」であることを十分理解してご覧下さい。理解した上で観ればそこそこ面白く感じられるんですけどねー。

あと、話は変わって、アフタヌーンという月刊誌*2のおまけ別冊でついてた作品で、「メトロポリタンミュージアム」というのがあったんですが、ネタが平山瑞穂の『忘れないと誓ったぼくがいた』に酷似してるような気が……。発表時期が分からないので適当なことは言えませんが、なんだか気になります。

*1:直近の放送分から彩香ちゃん事件ネタで、元刑事の北芝 健さんがゲストの回がUPされてました。この回も微妙にきわどい内容でしたねー

*2:どちらかというとマニアックな漫画が載っている雑誌で、以前は季刊だったと思うが、今は月刊で、ややメジャー化しているような気もする。たまーに買ってます。