多いのか?少ないのか?

maru20042008-05-15


最近やたらと世界中で天災が起こってますが、ニュースで何万人が亡くなったとか行方不明と言われてもいまいち実感が湧かないんです。例えば震災の時は夙川(西宮市)に居たので周りの景色とか罹災した地域と人の数もなんとなく分かったけど、それが海外だと国によって人口が違うから母集団に対してどうなのかが今ひとつ見えないんですよねー。
んで、ちょっと思ったのが「そもそも天災とか事故じゃなく、何にも無くても死ぬ人の数ってどれくらいなの?」というもの。だいぶ昔に「交通事故による死者が一万人!」てな時代があったけど、あれも考えてみたらきりのいい一万て数字で言ってるだけで実際は良く分からないですよね。そこで探してみたらありました。これ→厚生労働省:平成18年 人口動態統計月報年計(概数)の概況

第二次世界大戦の昭和19〜20年の統計が無いのが考えさせられますが、これによると、平成18年の死亡者数が1,084,488人。内訳をみると、事故死が38,145人、自殺が29,887人で以外が老衰と何らかの疾病による死亡。つまり乱暴に計算すると、この年の6.27%が感覚的には回避できたかもしれない死因という感じか?ちなみに、ハリケーン被害の大型サイクロン被害のミャンマーの人口は5,322万人(2004年)、四川の地震被害があった中国は約13億。ただし、人口ピラミッドの違いもありますし、日本の割合を単純適用して「死者数が変動の範囲内」みたいな話がしたいわけではありません。

ところで、被害の大きさで言うと、以前テレビでみた東京大空襲(番組では火災旋風を取り上げていたと思います)などは1945年3月10日の空襲での死亡者数が8万3793人と、天変地異も怖いけれど結局は人間のやることの方が恐ろしいのか?なんて思っちゃいます。まあ、この比率と比較して被害がどうこうとは言えないのは承知してますし、上記のような原因による話をしたい訳でもないんですが、厳然とした事実なのに仮想現実ぽいなあ、とちょっと考えてしまいました。

そうそう、出生率の話題が毎年出てますが、単純に上記の百万人の死亡者を上回る出生者がいなければ日本の人口は減るという、当たり前のことが今さら分かりました。ちなみにその話はこちらを見ると興味深いです→日本の人口統計 - Wikipedia

さあ、どうなる日本!

〔追記〕
後から読んで唖然。いったい何なんでしょう、この病んだ文章。
えー、結局あれです。ニュースやテレビでやたらとセンセーショナルに取り上げているけれど、視聴率稼ぎのネタ扱いで、見ているほうも現実感が無いなあ、ということが言いたかったんです。
で、ここで冥福を祈ったり、合掌したり、気の毒に思ったと書いても、それすら嘘臭いような気がして、それを回避しながら書いてたらおかしな感じになってしまったということです。