【2004/10/16(土)】リガ室内合唱団 アヴェ・ソル@神戸文化ホール

maru20042004-10-17


行ってきました。リガ室内合唱団 アヴェ・ソルのコンサート。



たまたまネットサーフィン(死語?)していて、文豪の部屋掲示板での文吾さん達の感想に惹かれて、当日券コースで行ってきました。

「チケットぴあ」でチェックしたらS席のみ残っていたのが、会場に行ってみると、どうやら残席が十分あったようでS席¥5000かA席¥4500かしばし悩むはめに。が、思いきってS席購入(金無いのに)....ところで神戸文化って列番が2階最後列からなのか…、騙されたと思って当日券売り場に殴りこむところでしたよ。

さて、入場したらまずお決まりのグッズ販売コーナーへ。この合唱団の音源は持って無いので買いたいのはヤマヤマでしたが金欠のため取りあえず内容のみチェック。売店は2箇所あって1つ目はCDのみ、アヴェ・ソルの収録盤とそれ以外で5種類ありましたが、どうやらジョバンニなどでも買えるようなので見送ることにして2つ目の売店に移動。


↑こちらは今回の来日公演用のCDで、演奏曲の大半が収録されていて¥2000ナリ(安い!)。


↑これが、パソコンでラトヴィアの資料映像が流れていて、売り場のお姉さんから「パソコンでしか見れないDVDですけどね〜」と勧められたもの。てっきりビデオCDかと思ったらPAL盤でした。¥1000だったので思わず「下さいっ」と購入。(ラトヴィアは音楽の祭典みたいなやつがあるので、その映像が見たかった)



さて本編。集客はキャパ2000席超に対して6〜7割?(後列サイドブロックはガラ空き)A席にしときゃ良かったと若干の後悔。
演奏は2部構成で、第1部は女声はベロア系のドレスで色が様々美しい。男声はよくある蝶タイとブラックスーツ。オープニングは各自がキャンドル型のペンライト(?)を持って会場からもワラワラ登場。米国作曲家ウィリアム・オルブライトの「アレルヤ」、2度や短3度で脳みその片側からシェイクされて持っていかれるような印象。すげーよアヴェ・ソル。「普通に上手い」ってのが信じられない。チェコ、ロシア、ラトヴィアの作曲家の曲が続き、武満徹「さくら」。唖然!こんな上手い演奏聴いたことないです。締めにもう一度ラトヴィアの「旗の歌」。これが良かった。インタミを取って第2部へ。第2部はうって変わって鮮やかな民族衣装でパーカッションを使ったりとラトヴィアの民族性溢れるステージ。楽しい曲もありましたね〜。長い日本ツアーだったようで、ほんの数カ所ハズしたかな?と思った箇所はありましたがそれでも凄い。第1部8曲、第2部10曲、アンコール3曲であっという間の2時間でした。



と、結局肝心の内容が良く分からんぞ、と思われるかも知れませんが、「上手かった、良かった」ということで...ケチのつけにくい演奏だったので書くことが無いです。



#最後に演奏以外の気になったことをば...

主催は民音ということで、鋭いあなたは来場客層がお分かりだと思いますが、「演奏中の客席移動」「演奏中にしゃべる」そして一番気になったのが「拍手が画一的で、しかもタイミング早い」。頼むから残響が消えるまであと3秒待ってくれ〜!と思いながら聴いていました。が、それ以外は最高でしたよ。