再結成したあの人たち

えー、すいません。本日はアイドルです。
昨年10年ぶりに再結成してツアーも盛況、新作アルバムも好調なテイク・ザットなんですが、昨年の段階ではベスト盤のリイシューだったので興味無しでした。が、たまたまyoutubeで見かけた第2弾シングルのshine(youtubeの画像はこちら)にやられてアルバムとDVDを購入。(ともに本国では昨年リリースだったのですが、日本盤は先日2月14日リリース)

さて、久々に見たTakeThatは大人になってました。(彼らは現在30代半ば)Markは相変わらず小さい男だったけど、Garyはやはり巨大化していた…。ボーイバンドというカテゴリーでトップになって、全盛期に解散したわけですが、日本で言ったら鈴木あみと同じで、数年経って落ちぶれてから解散じゃなかったのが幸いして、グループ自体の鮮度は落ちていない印象。(ソロ活動は途中抜けたRobbieは成功したけれど…他のメンバーはねー)
で、新作アルバムは第1弾のPatienceがちょい暗めだったけれど、shineは往年のアイドル路線で、マークの勢いだけの下手なリードもご愛嬌でOK。捨て曲も無かったので良かったです。

DVDは本編は故郷マンチェスターでのライブで、ベスト集というラインナップですが、ボーナスで入ってるドキュメントが良いです。メンバーのインタビューも「なるほどねー」という感じだけど、ライブ会場でのファンへのインタビューで印象的だったのが、彼らのファンは99%が女性で、会場も女性ばかりなんですけど、数少ない男性の入場者が言ってたのが「今日このライブに来ることは回りの人には恥ずかしくて言えなかったけれど、本当に来てよかった!」(※たぶん彼はゲイではなかったと思う)というもので、このライブに行くのって、今の日本で言ったら関ジャニあたりのジャニーズのライブに行くようなもんでしょ?特に彼らはデビュー当時の売れない時代はゲイバーでパフォーマンスしたりと、ネガティブ要素が多いから、ブリットポップやUKアイドルの中でもミーハー度合いが異様に高いんですよねー。
何やっても「所詮アイドル」のレッテルがあったと思うけれど、さすがに30過ぎて、結婚して子持ちになったメンバーもいて、新しいキャリアを築いたところで戻っただけあって、ステージもちゃんとした内容でした。

ということで、これはなかなか良いです。国内レーベルの[「TAKE THAT | テイク・ザット - UNIVERSAL MUSIC JAPAN」で視聴もできますのでどうぞ。

ビューティフル・ワールド

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テイク・ザット

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ジャケットがスリーブになってたり、名刺サイズのピンナップつきカレンダーカードみたいのが入ってるのはアイドル的マーケティングだけど、まあ仕方ないかなあ…。

ライヴ・イン・マンチェスター [DVD]

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内容はライブとドキュメンタリー、バックステージ映像などがけっこう盛り沢山。ファンじゃなかったら買わなくてもいいけど、見る価値はあると思いますよ。