秋はやっぱり



さて、先週に引き続き食べたもの写真。まずは秋の味覚といえば秋刀魚。なんだか身欠きニシンや鰻のように見えますが、皮目を炙った秋刀魚です。下にあるのは野生のクレソンと水茄子で、肝を和えたマヨネーズが添えてあります。お造りで食べられる新鮮なものをさっと炙っているので風味が良いです。
もう一品は和牛ハチノスとインゲン豆をグラタン仕立てにしたもの。グラタンは久々に食べましたがあっさりと臭みのないハチノスは美味で、アリッサ(唐辛子のペースト)をつけて食べると単調になりがちな味に変化が出ますね。大量のクスクスを混ぜながら一緒に食べます。



デザートは新しいメニューに変わったそうで、さっそく試してみました。
まずは無花果ミルフィーユ、実際は単品なんですがバニラアイスクリームを添えて貰いました。パイ生地のパリっとした感じにアイスクリームは合いますねー。もう一品は巨峰のコンポート。個人的にはピオーネとかアレキサンドリア系の葡萄が好きで、巨峰は風味も味も濃いので敬遠していたんですがやっぱり濃いです(笑)。


最後はちょっと珍しいマール。ジェラール・シュレールのゲヴュルツのマール(!)。
飲んでみたら香りも味もシュレールらしさが感じられて美味しかったです。一般的なシュパっとアルコールが揮発するようなものではなく、とろみと甘さが感じられて他のものとは違います。あんまり市場に出回ってないようでエチケットもシンプルですが、これはお勧め。
うーむ、高カロリーな夕食だなあ。