【2007年12月01日(土)】チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”@兵庫県立芸術文化センター 大ホール

maru20042007-12-01


実はそれほど興味があったわけでもなく、何となく行ってみたんですが、思った通りのオチに(笑)
チェコ少年合唱団のメンバーは十歳前後の変声前の子と、三分の一は変声後のメンバーの混声スタイル(といっても男ばっかだけど)。ステージは三部構成で第一部「ヨーロッパのクラシック」第二部「チェコの音楽とチェコ民謡」第三部「世界のクリスマス」、当然衣装変えも3ポーズという、いわゆる少年合唱好きな人向け公演です。

聴いていてラッススの「こだま」などは、こだま役パートのメンバーが客席に出てきて、そのまんまこだまが返ってるような効果を出したり、悪くないなあとは思ったんですが、曲によってはどうにも音がバラバラで「あれ?もしかして下手なの?」と第一部から疑問が…。MCは全て日本語でリーダー格の20代の子と10歳ほどの子がコンビでやったり、スメタナの「モルダウ」も日本語バージョンだったり、林光「森は生きている」、アンコールの「風」など全てが過剰に日本向けサービスな感じ。うーん悪くはないけれど、コンセプトが私が期待していたのとは違ったようです。年寄りは喜んでたけどさ。
別売り500円プログラムみたら、11月末から12月半ばまで全国で17公演という死のロードみたいなスケジュールで、ちょっと気の毒に思いました。終演後に物販コーナーに司会やってた2名ともう一人メンバーが売り子で出てたけど、写真取り始めたら我も我もで異様な光景。みんなが携帯を向けていて、子供は引きつった笑いでさらし者になって可哀想。あれはホールの担当者がなんとかしてあげないとダメでしょう。
さて、演奏曲の中では、コペレント「たわいのない歌」が動きのついた現代曲で興味深く面白いと思いました。これどこかの合唱団でやったら受けるかも?発売中のCDに収録されてますので興味がある方はどうぞ。

ということで、レポもちょっと投げやりですが、子供は可愛かったですよ。でも子供には特に興味ないからさあ…。

チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”~世界の愛唱歌

チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”


このアイテムの詳細を見る