平山 瑞穂『忘れないと誓ったぼくがいた』

忘れないと誓ったぼくがいた

新潮社
平山 瑞穂

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「ラス・マンチャス通信」の平山瑞穂の二作目。
今度はなんと恋愛小説!。だがやはり只者ではなくて、序盤は普通の恋愛小説だが、100頁を超えてしばらくしたあたりから、「何だこれ?どうなるの?」とグイグイ引っ張られて一気に読んでしまった。
前作もそうだが、なんだか乾いたような浮遊感を残す文章です。早く次回作が読みたいなあ。