益田 ミリ『どうしても嫌いな人―すーちゃんの決心』

益田ミリの「すーちゃん」シリーズの最新です。この3作目は2年ぶりくらいの発売でしょうか。私はもう「すーちゃん」シリーズ書かないんじゃないかと勝手に思っていたのでちょっと意外。前作の「結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日」が話題になったの…

気になる本

仕事帰りに「何かないかなあ?」と本屋でブラブラすることが多いのですが、あいちトリエンナーレ2010のガイド本が売ってました。眺めていたら行きたくなりますね、来月までか…。美術手帖2010年 08月号増刊 あいちトリエンナーレ2010公式ガイドブック美術出版…

グレゴリ青山『田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円』

コミックエッセイ劇場で連載していた作品の書籍化。一応は連載分以外のエピソードも入っているけれど、7割くらいは既に読んだ内容なのでちょっと損した気分になります。和歌山のホントの田舎での暮らしと、その後トカイナカ(都会+田舎の造語、都会にもそ…

笠辺 哲『ももきや (1)』

ケータイ配信漫画で連載している笠辺 哲の「ももきや」がコミック化されていたので購入。携帯で読むと月額525円〜なので、これだけ読むには高い!と一度も読んでいなかったのですが、相変わらず荒唐無稽な展開だけど面白かった。ももきや 1 (GAコミックス)Bb…

群 ようこ『かもめ食堂』

この作品がお好きな方は以下は読み飛ばし推奨です。

能町みね子『縁遠さん』

webで連載していますので最新の2話分はネットでも読めますが、1コマずつだと分かり難いので単行本化されたものを買ってみました。(→ここで読めます)webで見逃したエピソードもあったので非常に楽しく読めました。購入した書店ではコミック扱いにはなってお…

原 一雄『のらみみ 7』

こちらも長期連載だけど、登場キャラが豊富でネタに事欠かないため飽きさせないです。面白いけどジーンとさせる。原一雄は巧いなあ。のらみみ 7 (7) (IKKI COMIX)原 一雄小学館 2009-01-30売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る

岩岡 ヒサエ『土星マンション 4』

こちらはストーリー展開もなかなか良い感じの土星マンション。あと3巻くらいでオチをつけてくれると良いのだけれど、どうなるんでしょうねー。土星マンション 4 (4) (IKKI COMIX)岩岡 ヒサエ小学館 2009-01-30売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳…

芳崎 せいむ『金魚屋古書店 8』

金魚屋も早や8巻目。安定した面白さだけどネタもとコミックはあれど、作品のキャラクターの関係に展開が乏しくてやや中だるみ気味。あんまり面白くなくなってきたな…。金魚屋古書店 8 (8) (IKKI COMIX)芳崎 せいむ小学館 2009-01-30売り上げランキング : お…

芳崎 せいむ『デカガール 1』

日本語で言ったら「刑事少女」か?講談社のKiss+(Kissプラス)連載。 実際は少女じゃないですが、派出所勤務だった主人公が、その特殊能力を発揮して刑事に…、と言う感じで展開します。原作が良いからなのか、芳崎せいむ作品は安心して読めますね〜デカガー…

ツジトモ『GIANT KILLING 9』

新刊出ていること知りませんでした。刊行ペースが早いですね。 やはりジャイキリは面白い!椿ガンバレ〜GIANT KILLING 9 (9) (モーニングKC)ツジトモ 講談社 2009-01-23売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る

美内 すずえ『ガラスの仮面 43』

本屋の店頭で平積みになっていてビックリ!新刊出てたのか。 初めて読んだのは確か中学くらいで、当時は20何巻だったような?その後は読んでないのでどう展開しているのか不明ですが、数年ぶりの発売なんですよね。 NHK-BSで放送しているマンガノゲンバとい…

山下 和美『寿町美女御殿』(3)まで発売中!

本屋で1巻目が試し読みになっていて即購入。なんだか「不思議な少年」のスピンオフみたいな感じだと思ったら「YOU」掲載でしたか…。ということで全く知らなかったんですが、これ凄まじいです。 月1万の格安家賃に引かれて入居を決めた大学生の菅平君、古…

ツジトモ『GIANT KILLING』

えーと、団体でやる球技に全く興味が無いのにサッカー漫画にハマリました。モーニング連載中の「GIANT KILLING」です。全巻が平積みされているのが何となく気になって1巻目だけ購入したんですが、翌日には既刊をまとめて購入してしまいました。10月23日に7巻…

吉田 秋生『海街diary』

吉田秋生の海街diaryシリーズ第2巻が発売されていました。 簡単に言ってしまうと四姉妹のエピソードを鎌倉の町を舞台に描いているのですが、この人はホントに巧いです。家族の関わりが出てくるのでドロドロするかと思いきや、「心地よい感傷」といった雰囲気…

松本 英子『荒呼吸 (1)』 『ステキな東京魔窟―プロジェクト松』 『ウチのハナちゃん』

「Squall」歌ってた歌手じゃなくて漫画家のほうです。月刊モーニング・ツーで連載中のエッセイ漫画です。『荒呼吸』の1巻目が発売されていたので買ってみたら面白くて止まらず既刊の作品も購入。雑誌「散歩の達人」に連載された作品をまとめた『ステキな東京…

伊藤 静『福助 (2)』完結

オチのつけ方で思い出したのがこれ。 以前、1巻目について書いたんですが、この作品は1巻目でエピソードが終わって2つ目のエピソードで完結しました。これも、繰り返そうと思えば延々と続けられるテーマだったんですが、1つ目のエピソードからふくらませつつ…

武者小路 実篤『友情』

原田宗典の本を読んで気になったので読んでみました。たまたま本屋に並んでいたのがこれだったんですが、現代表記の中篇のため、読んでみたらあっという間に終わってしまいます。白樺派ってこんな感じだったっけ?と現国の授業を思い出しながら読みました(…

安田 誠『外こもりのススメ―海外のほほん生活』

本屋で手にとってパラパラと斜め読みしたのだが、奥附にあった著書のblog「http://blog.goo.ne.jp/yasuda5000」を見て検索してみたら、著者は8月にタイで行方不明になっている棚橋貴秀さんのようだ。その後ご本人とみられる遺体が発見されたというニュースが…

原田 宗典『私を変えた一言』

2005年の単行本から文庫化された作品。一時期の鬱を患っていた頃の作品は読んでいて痛々しい感じもしたが、本作はある程度病気との付き合い方を覚えて来たのか読んでいても安心できる。本作はタイトル通り、著者の心に残った言葉をエピソードを交えて書いた…

さいとう夫婦『バックパッカー・ヴァイタミン』

旅行ものではお馴染み、さいとう夫婦の2008年1月発行の新刊。といっても複数の連載を寄せ集めたものなので時期のズレはある。まあ、それでも彼らの著作「バックパッカー・パラダイス」の面白さにはまったので新作が出ていれば読んでしまいます。バックパッカ…

青木 幸子『ZOOKEEPER (6)』

イブニングで連載中のコミック。動物園の飼育員が主人公で、温度がサーモグラフィーのように視覚できるという能力を持っていて、いろいろな出来事が起こる。という感じの内容。 wikiでみたら「いただきます」という単行本化されていないモーニングでの初掲載…

オノ ナツメ『I've a rich understanding of my finest defenses』

資格試験の参考書を買いに行ったらすげー高いの!3000円とかするんですねー。一応必要なものを手に取ったものの「こんだけ高けりゃ何買っても一緒だよ」とリミットが外れて7000円くらい使ってしまいました…orz (アホ)これ(右の画像)は前に買ったんですが…

コミックいろいろ

今月もやっと終わりです。ここでは書いてませんが体調を思いっきり崩したりして、それを補うためにラスト2週は地獄の労働(笑)。ということで現実逃避の本屋で適当買い。まずは、これ。近々公開される『おくりびと』のコミック版。映画は本木雅弘(もっくん…

能町 みね子『たのしいせいてんかんツアー』

もともとblogで公開されていたものを加筆・再編集しているので内容は記憶に残っていたのですが、久しぶりにまとめて読めて良かった。まあ、こういうネタが苦手な人もいるかもしれませんが読み物として楽しめます。 それで、タイトルに関して「?」と思った方…

サラ イネス『誰も寝てはならぬ (9)』

こちらも相変わらずの面白さ「誰も寝てはならぬ」第9巻。雑誌は買ってないので単行本でしか読んでませんが、基本は「大阪豆ゴハン」路線なのでゆるーく楽しめます。誰も寝てはならぬ 9 (9) (モーニングワイドコミックス)サラ イネス講談社 2008-07-23売り上…

中村 光『聖☆おにいさん (2)』

ミナミへの移動ついでに買いました、本日発売「聖☆おにいさん」の第2巻。これ、ジュンク堂大阪本店で8月にサイン会があるんですが、四つ橋線への乗り換えついでに寄ってみたら、なんと本日配布開始の整理券は開店20分で100枚が速攻終了したそうです。いやー…

モーニング2

先日書きましたが、「中村光/聖☆おにいさん」が連載中のモーニング2って月刊化されてたんですねー、コンビニで売ってたのでさっそく購入。いやー今回も声上げて爆笑。この面白さは読んでもらうしかないです。7月23日(にーさん)には単行本2巻目が発売、さ…

益田 ミリ『結婚しなくていいですか。〜すーちゃんの明日』

これ、一作目が発売された時はパラパラっとめくって買わなかったんですよねー。コミックエッセイというんでしょうか?最近すごく多いですが、ものによっては作者の自意識が鼻について不愉快だったり、夫の鬱を売りに稼いでいるようなもの(タイトル書きませ…

さそう あきら『マエストロ (3)』〔最終巻〕

これも今さらですが、さそうあきら「マエストロ」も完結しちゃいましたね。 この人、音楽ものだと「神童」を書いてますが、これはオケもの。作品によってはオチのつけ方が悲劇的だったり、急いで終わらせたようなものもありますが、これに関しては着地点が素…