ポール・グリモー監督作品『王と鳥』が大阪でも上映

maru20042006-08-16


日テレ系で週末に放送していた「満員御礼『ゲド戦記』!〜『ゲド戦記』を巡る五つの旅〜」。CMスポットでは公開初日の朝から満員御礼!という「?」な状況、ネットでは酷評の嵐&原作者も非難、ということで、この提灯番組もなんだかなあー、という感じです。

ちなみに、物議をかもしている原作者の発言は以下のサイト。
※原作者のジブリ版「ゲド戦記」に関する発言(英文)
http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html
※原作者が指摘した、公式発言でないのにブログで無断公開されたという個所
http://www.ghibli.jp/ged_02/20director/000854.html

さて、ゲドはさておき、番組内で扱っていたのがポール・グリモー監督作品「王と鳥」。番組では高畑勲とのインタビューなどで、カリオストロの城でのクラリスが幽閉された塔のモチーフなど、この作品から影響を受けた要素は数知れないという話をしていました。んで、東京で単館公開ということだったのですが、大阪でも公開されるようです。
8/26(土)〜9/1(金)の一週間限定で一日2回(10:30/18:45)上映とのこと。(最終日は映画の日だから1000円ですね)詳細はこちらを参照。

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これ、宮崎・高畑ともノータッチの作品ですが、とても良い作品です。高知弁がなかなか上手い雰囲気を出しているし、同じような青春ものでは「耳をすませば」があるけど、あちらの低年齢向けファンタジーよりも共感できると思いませんか?未見の方お勧めです。
あ!武田真治が出演したドラマ版とは全く別物ですよ、念のため。