【2008年10月13日(月・祝)】第63回関西合唱コンクール・大学部門@伊丹市立文化会館いたみホール

ふと思い立って行ってきました関西合唱コンクール
今年はある意味波乱が起きましたね。なんと佛教大学混声合唱団と龍谷大学混声合唱ラポールが全国行き!(おめでとうございます)
私はこの2団は会場外のモニターで聴いていたため、会場でちゃんと聴いた中では奈良女と関学グリーかなあ?と思ってたのですが、両団のほうが良かったということですね。佛教大が歌ったMorten Lauridsenの「Ubi Caritas Et Amor」って、以前のコンクールで伊東さん系の合唱団で歌ってたような気がするんだけど違うかなあ?

Morten Lauridsen: Lux aeternaMorten Lauridsen: Lux aeterna
Morten Lauridsen Stephen Layton Britten Sinfonia

Hyperion 2005-02-08
売り上げランキング : 218835
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る

コンクールそのものは合唱祭みたいな演奏レベルだったので、特筆することはないんですが、印象に残ったものをいくつか。出番トップの近大グリーは課題曲が悲惨。あれじゃ自由曲が良くてもコンクールでは勝てない。経大グリーは課題曲で声が出ていて、おお!?と好感持ちました。立命館メディックスは相変わらずだけど今年は少し良いのかなあ。ピアニストが「やる気なし」に聴こえるのはいつも通り。京産ニポポは音圧だけで音が無い。これは苦痛。今さらですが、課題曲と自由曲のどちらも良い演奏するのは難しいんですねー、課題曲の選曲って意味分からんと思うことが多いけれど、これはこれで意義があるのか、と妙に納得しました。
シード演奏は、クール・シェンヌがさすがに上手い。課題曲の最初だけで会場の空気を支配していた。ただ歌いこみ不足なのか徐々に崩れていったのは残念。なにコラはシードなので今年は新しい試みをしました、とか言ってたけど、Sandstromの「The Singing Apes of Khao Yai」ってのは大人数で正解が良く分からない楽曲という意味では例年と同じ路線じゃないか?聴いてたら前はシャンティクリアみたいな緻密な感じだったのに、いつのまにか劣化してオルフェイドレンガーみたいになっちゃってます。(ああ、この曲ってオルフェイドレンガーも歌ってたのか…。)なんかさー、歌い終わって照れながら猿のポーズ、とかいうの正直虫唾が走りました。まあ、そう言うの好きな支持層がいるみたいだから別にいいんだけど、すいませんねー、私は全くこの団体の良さが分からないのです。

The Singing Apes & Other Songs of Love & WarThe Singing Apes & Other Songs of Love & War
Jorgen Pettersson Olle Persson

Bis 1996-11-19
売り上げランキング : 542961

Amazonで詳しく見る

ということで、結果が気になる方は下の画像をクリックしてチェックしてみてください。読みにくいけど…。
[:W150]