【2005/07/21(木)】プロムジカ女声合唱団@いずみホール

maru20042005-07-22


行ってきました、カンテムスのお姉ちゃんたち、プロムジカ。



開演は19時だったのですが、その前に歓迎演奏が18時30分からありました。

・合唱団「Chor Ra(コアラ)」 指揮:松元佐和子

・清水谷高校合唱部&合唱団Contral 指揮:詫磨真樹子

・アンサンブルVaci 指揮:松尾卓郎

以上の3団体でした。清水谷はシェーファーガムランなどを歌っていましたが、各団体ともまずまずの演奏といったところ。



さて、本公演は賛助団体向けの座席が2階席と1階席後方に割り当てられて、一般向けの座席が若干減ったのもあり早々に完売したようです。私は出遅れたせいか、なんと最前列の一番端という驚愕の座席。(それでも一律4000円なのがねえ...)



で、歓迎演奏を聴きながら「やっぱこのホールは座席で響きが違うなあ」なんて思っていました。が、プロムジカの演奏を聴いて考えが変わりました。「上手い演奏はホールを選ばない(かもしれない)」



経験上、ここは中央通路から後方のセンターブロック以外はもうひとつ、という印象だったのですが、歌いだしから倍音が天井に向かって伸びて凄まじい共鳴。指揮者のデーネシュ・サボーの指示でオーダが入れ替わっていくのですが、かぶりつきで見るのもなかなか興味深かったですよ。腹筋を視姦状態で凝視してましたが...

まあ座席のせいか、やはり生の声が聞こえる部分もあったり、ホール全体に広がって歌った「さくらさくら」などは、やはりセンターブロックで聴きたいよなあ、なんて思ったけど...。たどたどしいながら日本語の曲目紹介をして、数々の高難度レパートリーを歌ってくれました。まさに全国ツアーという感じの公演数で20公演くらいこなしていて、大阪は終盤のようです。さすがに喉の調子が悪かったり、辛そうな表情のメンバーもいましたが、やはりクオリティの高さは素晴らしかったです。



んでも、ここって異様に愛想が無い団体なんですよね〜、たぶん嫌々歌っているのとは違うんでしょうが、なんだろう放置プレーな気分(笑)。