【2007/04/20(金)】アカペラビートルズ「LET HIT BE」@兵庫県立芸術文化センター・中ホール
彼らは悪くない
ホールも悪くない
悪いのは主催者だ
まずは時間経過を…
19時ちょい過ぎ開演、前座(CARNAVAL)
19時15分 休憩(15分)
19時30分 休憩が終わっても誰も舞台に現れない。観客放置…
19時40分過ぎ 観客がホールスタッフに「何故始まらないのか?」と訊ねはじめる。場内は痺れを切らした観客のイライラ充満。
19時45分頃? もう少し待てとのアナウンスが恐らく主催者側からある
19時50分頃? 再びアナウンス
19時55分頃? LET HIT BE が舞台に登場
21時10分頃 終演
ということで、行ってきました西宮。もうね、最悪!
たぶん当初は前座2組が予定だったから、19時30分過ぎに休憩に入って、同じくらいの時間に主役登場という予定だったのでしょうが、1組キャンセルになったから進行を変えたんでしょうね。いきなり休憩入るからホールスタッフに確認したら「19時30分からLET HIT BEが演奏します」って言ってましたから、少なくともホール側はそういう進行だと思っていたはずですし、ホールは基本的に主催者から事前提出されたタイムテーブルで運営しますから悪くないです。休憩後にあまりにも客をほったらかしているから主催者にアナウンスを促したと思われますし、案内などもちゃんとやってましたよ。(芸文をフォロー)
結論:「主催者が素人以下ですわ」
まず、音響。センターに座っていても全く定位が感じられないし、音悪すぎ。
そして照明。なんで客席に向けて目潰しになるような照明を多用するんでしょう?必要なら客電つけりゃいいんですよ。異様なストレスでした。
そして何より、客は9割近く動員していても、その9割以上が協賛会社に割り当てた入場券の客。芸文で買ったお客さんは30名くらいだったはずです。だからアカペラやこの手の演奏に慣れた客がいなくて盛り上がらない、それにダメ押しの開演遅れ20分。私は芸文の販売座席を把握していたので見ていて面白かったですよ、積極的に聞こうとする客とタダ券貰って取り合えず来た客の温度差。近くにいたご婦人なんかボロカス言ってましたもん。前座があまりにも下手だったから「こんなのにお金払ったの?騙されたわー」とか、「わざわざ急いで食事(外食ね)してきたのに主役は出なくていきなり15分休憩なの?」とかね(笑)。
んで、彼らの演奏自体は、音の精度は8割程度という感じでしたけど、頑張ってましたよ。フランスといってもアビニョンの辺りだと言ってましたからパリジャンとかとは違って、なんだろう「人は良さげ」という感じ。衣装のセンスは良かった。(あんまりハモらないけど)80分ほど休憩なしで二十数曲を一生懸命歌ってました。もっと小規模な会場で、しょうもない前座無しで彼らだけでパフォーマンスしたらもっと盛り上がったと思います。ま、終盤はそこそこ盛り上がったけど、なんだか気の毒だったもん。わざわざフランスから来てこんなグダグダ運営のプロモーターにあたっちゃって可哀想で。
もう二度とここが企画した演奏会には行きません!!フザケルナ (芸文のことじゃないですよ、念のため)
ということで、こうすりゃ良かった!という運営を提案。
前座無しで19時開演(ライブハウスの客は前座に慣れてるけどホールの客に前座は不要)
19時50分ごろ休憩を入れる
20時10分ごろ第二部開演
20時40分ごろ終演
CDのサインセールを実施
今日は物販も無かったし、下手なセミプロ聴くぐらいならサインセールした方が彼らのためにもなるでしょう?
ということで、久々のムカッ腹公演でした。