【2008年08月10日(日)】うらら6&TNTジョイントライブ@Wisteria

maru20042008-08-10


メンバーのKernさんが出演するラストになる『うらら6』ライブに行ってきました。
場所は宗右衛門町のライブレストランバー「Wisteria」で、開場時刻の16時30分の10分後くらいに行ったら既に超満員。この日の3バンド、3tones、うらら6、TNT には全てKern氏が参加しています。
まずは3tones、構成はKeyとVoが男女2名の3名。演奏は、「Overjoyed」「Let It Be」「Beauty and the Beast」 の3曲のみでしたが、1曲目のOverjoyedを聴いただけで「やっぱり上手いよなあ」と感嘆。
休憩を挟んで「うらら6」の登場。個人的には、彼らの「Shambala」が聴けただけでも満足なのですが、この日はKernさんリードの曲中心で「Under The Boardwalk」「見上げてごらん夜の星を」あとは「何度でも」「ダンス天国」などなど、たっぷり1時間弱?でしょうか。それから、私は彼らの演奏では初めて聴いたんですが「星屑の街」(ゴスペラーズ)も演奏されて、日本人よりも美しい男声陣の日本語に驚かされました。シラブルはもちろん鼻濁音も完璧!彼らの発語の美しさは素晴らしいです。そして、最後の曲は、Happy endingという印象がするので「これだったらいいなあ」と思っていた曲「Signed, Sealed, Delivered I'm Yours」でした。いやー、本当に彼が帰国してしまうなんて信じられませんねー。
トリはTNT、火薬じゃなくてThe Native Tonguesの略とのことですが、こちらは梅田・お初天神のアイリッシュパブ「Blarney Stone」でも定期的にライブをやっているアカペラではなく本格的なバンド(Kernさんだけでなく、Lito&ゆかさんも参加してます)。見た目は強面というかイカツイ印象ですが演奏する曲はノリ重視という感じで「Jamaican In New York」「Mas Que Nada」、あとは非常に懐かしいMen at Work の「Down Under」(これって流行った頃は私まだ小学生でした)を演奏する一方で、最近のヒット曲・デスチャ時代のBeyonceの「Crazy In Love」(ホーンセクションはキーボードで…)などもあって会場は踊るお客さんが沢山でてきて、一気に雰囲気が変わりました。歌も良かったんですが、個人的にはドラムも良かったですね。

ということで、個性の異なる3バンドを堪能しました。帰国は本当に残念なことですが、彼のカナダでの幸福を祈りつつ、新生うらら6にも期待したいと思います。だって別にこれで終わっちゃう訳じゃないし、他の5人もすごく良い歌い手なので、このままのメンバーでも、新メンバーを入れても、どちらでも素晴らしい演奏が出来るバンドですもん。ちょっと休むだけですよね。

いやーホントに行って良かった!!