【2009年06月27日(土)】タニマチ金魚第2回公演「誕生！劇団くすみちゃん」＠HEP HALL
行ってきました、タニマチ金魚。
旗揚げ公演だった前回は、『更年期 SHOW ガール』〜必殺技はホットフラッシュ!〜と題して、客演に福田転球、小松利昌を迎えた普通の芝居だったのですが、2回目の今回はチラシを見てもよく分からんし、ゲストがやたらと多くてタイトルが「誕生！劇団くすみちゃん」？！いったいどうなんだろう？と思いながら会場に向かいました。
会場のHEP HALLは初めて行ったのですが、梅田のHEP FIVEの8階にある多目的ホールでフロアはフラット。ホールの資料にもありますが、最前A列からD列までがベタ、E列以降はひな壇1段に2列ずつI列まで？この公演ではDとEの間の横通路にZ列を追加してました。横は最大21か22くらい並べていて、この27日マチネはビデオ撮影が入ったので若干席数を削ったかもしれません。当日券は若干枚ありましたが立ち見も出る盛況ぶり。小さい箱はどこもそうだけど、ベタに座席が並んでいて、シートは頭出しの配列（前の席と互い違い）じゃないので、女性だと前に座る人の座高によってはほとんど舞台が見えない可能性がありますね。私は後方ひな壇の後ろだけど、前は女性だし、通路の見通しが良かったからストレスなしで、後ろの人にも気を使わずに観ることができました。それと、椅子がパイプじゃなくて背もたれのあるスタックタイプだったから座り心地も良くて好感！
さて、公演は休憩無し2時間、初めにタニマチ金魚の映像モノが10分強くらい？流れてから本編に入り、この導入部と舞台のオチは一応つながっているものの、中間部の内容はエチュードというかスキットというか、コントのネタをつないでいく流れ。なお、登場人物のキャラクター設定はちゃんとあるので、ただのネタ集ではないです。序盤は設定が見えにくくて戸惑ったけれど、本編のコント集は爆笑の連続で、2時間公演だど最後の方でしんどくなることが多いのに、ええー？もう終わりなの？という感じでした。前回公演とは全く違う展開だったけれど、いやー面白かったです。個人的には楠見さんの天才子役のネタが一番面白かったかな。他には牧野さんと浅野彰一さんの絡みとかも爆笑。演出は、楠見さんとプラン9を脱退した鈴木つかささんでしたが、一度と言わず何回でも見たいと思いました。
グッズは、前回公演のDVD（今回の公演分も予約受け付けあり）、パンフ、本染めの手ぬぐい、カンバッジがありました。これはDVD見るのが楽しみだなあ。
そういえば、この公演のネタって純大阪というかベタな大阪ネタが多かったんだけど、客席はもうひとつ反応が鈍くて意外でした。チャリ毛でチャリズエンジェルズとか一発で爆笑だったのに、一瞬ポカーンてな雰囲気でビックリ。他にもベタなネタ炸裂で面白過ぎる！と思ったんですが、これ東京ではどんな反応だったのかなあ？
なお、次回公演は12月にABCホールとのこと、東京は年明けです。
■タニマチ金魚「誕生！劇団くすみちゃん」
http://www.fiberbit.net/user/tani-kingyo/
■公演日
2009年6月
25日(木)19時
26日(金)19時30分
27日(土)14時／18時
28日(日)14時
■出演
〔タニマチ金魚〕
牧野エミ
楠見薫
中道裕子
〔客演〕
石原正一 (石原正一ショー)
浅野彰一 (あさの@しょーいち堂)
出口結美子
西うらしんじ
武内由紀子
鈴木つかさ
