【2009年10月23日(金)】「だまし絵」展@兵庫県立美術館

行ってきましたhttp://www.artm.pref.hyogo.jp/damashie/:TITLE=「だまし絵」展。週末はとんでもない混雑で、待ち時間が数十分と聞いていたので、行くなら平日と思っていたのですが、たまたま休めたので朝10時の開館に合わせて兵庫県立美術館へ。
混んでる… orz
平日だしガラガラかと思いきや、年寄りが異様に多いし、子ども連れも酷いことになりそうな人数。しかも2校も課外授業が入っていて、うーむ、どうしましょう、という感じ。
さて、待ち時間は無いものの、場内は混雑していて、音声ガイドの貸し出しも多かったため渋滞気味。それでも待っていれば観れないこともないので、ゆっくり観賞しました。あまり予習せずに行ったので、後半のマグリットエッシャー、ダリなどがあると思わず、ちょっと得した気分でした。作品はそれほど網羅された感は無いけれど、ざっと楽しむ分には良かったと思います。
テレビ番組でも取りあげられた、町並みが視覚に連動して動く、パトリック・ヒューズ「水の都」は「酔いそう〜」などと言いながらも、皆さん楽しんでいました。
ちょっと急いで1時間半ほどで観終わって、クリアファイル(350円)と図録(2200円)を購入。
ちょうどこの時期は神戸ビエンナーレの連動企画でhttp://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/biennale2009/index.html:TITLE=神戸ビエンナーレ2009招待作家展 「LINK-しなやかな逸脱」が開催していたので、ビエンナーレのチケットを購入して観賞。こちらはビックリするほどのガラガラ具合でしたが、絵画、写真作品、インスタレーションなど予想外に良かったです。
↓これは、山村幸則 「風ノ塔」。バルーン作品で屋外展示です。
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それから、島袋道浩『扉を開ける』[タコのための光の家/ひょうたんからタコ/タコ石など]は、兵庫県立美術館の浜側におりる階段横の、通常は公開されていない施設部分を使ったインスタレーション。デッキ下の雨水を排出するためのスペースに仮設通路を作って奥に進んで行くのですが、公開は20分おきに10名まで、誓約書を書いて、ヘルメットを被り参加するのですが、うーん、どうなんでしょうねー、通常は入ることが出来ない場所なので面白いっちゃあ面白いけれど、時間に余裕が無いなら別にパスしてもいいかもしれません。コンセプトは分かるんだけど…。

で、続いていつもは行かないコレクション展が、ビエンナーレの入場券で入れるということで、行ってみました。コレクション展の企画で、http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_0907/shadow.html:TITLE=コレクション展2 小企画 「美術の中のかたち−手で見る造形」 藤本由紀夫 shadow-exhibition obscura-もやっていたのですが、ブロンズの作品に手を触れられるのは良いですね。それと、コレクション展の内容も良かった。詳細は(http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_0907/index.html:TITLE=こちら)をご覧頂くとして、テーマがあまりにも広いのはちょっとアレですが、所蔵作品はどれも素晴らしいです。この内容なら絶対に観る価値があるのに、やっぱりガラガラ。もったいないなあ。

さて、ビエンナーレの期間中はメリケンパークとの間を遊覧船が運航しているので、14時5分の船に乗ることにします。ここまで4時間近く美術館内を歩きつづけて、ちょっと疲れましたが、遊覧船の到着でテンション上がりました。
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【だまし絵 アルチンボルドからマグリット、ダリ、エッシャーへ】
 
第1章 イメージ詐術(トリック)の古典
第2章 トロンプルイユの伝統
第3章 アメリカン・トロンプルイユ
第4章 日本のだまし絵
第5章 20世紀の巨匠―マグリット・ダリ・エッシャー
第6章 多様なイリュージョニズム―現代美術におけるイメージの策謀

http://www.artm.pref.hyogo.jp/damashie/