【2009年11月28日(土)】世界音楽図鑑シリーズ アヌーナ『ウィンター・ソングス』@兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

maru20042009-11-28


【2007年12月13日(金)】ケルティック・クリスマス2007『アヌーナ』@梅田 ザ・フェニックスホール - 歌ものプチヲタ友の会

2007年の12月以来、二年ぶりにANUNAの公演に行ってきました。

■アヌーナ単独公演
11/27(金)名古屋 三井住友海上しらかわホール
11/28(土)兵庫県立芸術文化センター
11/29(日)長野 まつもと市民芸術館
12/4(金)横浜 港南区民文化センターひまわりの郷
12/5(土)茨城 つくばカピオホール
12/6(日)静岡 焼津市文化センター
12/10 (木)銀座 王子ホール
 
■「ケルティック・クリスマス2009」
12/12(土)すみだトリフォニーホール

今回は単独公演で回って、最後にケルティッククリスマス、ということですが、芸文センター公演は3000円と1000円という激安のためか完売。たいがい4階席ぐらいは残るのに珍しいですね。

そういえば、プログラムは配布されないものの、今回はツアーパンフを売ってました。1000円は高いけれど、最新DVDとのセット販売(→こちら)など、いつもより物販に気合があったような気がする。メンバーは男女6名ずつの合計12名のままで増えた訳じゃないから、芸文の大ホールでは明らかに大きすぎるんじゃないか?と思ったら、やはりPAを使用してました。曲によってはマイクを通さずに演奏したり、会場客席通路に下りて歌うなど、基本フォーマットは前回と同じ。
ただし、今回は照明が凝っていて、彼らのポスターやジャケット写真のような淡いブルー、オレンジの暖色系と、曲によって切り替えていました。舞台上にはキャンドル型の照明が配置されて、ちょっと照度が低すぎて暗いと思うほど幻想的な印象。教会で歌ってるようなイメージなのかな?
日本国内では11月からクリスマスみたいな盛り上がりですが、やはり、というか時期的にはクリスマスコンサートには出来ないため、アンコールで「O Holy Night」を演奏した以外は特にクリスマスを意識させる選曲はなかったような気がします。
演奏は、幕開けの男声のみの曲が、ズコー!というくらい音が違っていて、大丈夫なの?と心配になった以外は、持ち直してなかなか良かったです。休憩20分を挟んで合計2時間ほどの演奏でしたが、結構渋い選曲だったので、一般的にはどうだったんでしょうね?
進行は、メンバー紹介の時に軽く話した以外は音楽監督のマイケル・マクグリンが曲紹介をやっていましたが、会場が大きいためか前回ほどのくだけたトークではありませんでした。今回も「Dúlamán」(映像はこちら)などは今回も歌いましたが「seaweedの歌です」という感じであっさり。やはり小さい会場のほうが彼らには合っている気がしますが、演奏の終わりには、照明やPAが素晴らしかったと謝辞をのべていたし、なにより約2000席が埋まるってのは歌い手にとっては嬉しいでしょうね。
客席は、相変わらず年配層中心で、季節柄なのか演奏中ずっとどこかで咳が聞こえるという状態。まあ、室内の温度差で咳が出るって事もあるだろうけど、それにしても無神経にそこら中からゴホゴホ聞こえ続けたのは唖然。迷惑が掛かるから来場を止めるってことは考えないんでしょうかね?他には、演奏中の話し声やフライング拍手バカもいたけれど、予想よりも客筋は悪くなかった気がします。次はフェニックスホールあたりでやってくれないかなあ?

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